掌蹠膿疱症と言えばビオチン？ビオチンってなんだ？掌蹠膿疱症の治療法と言えばビオチンです。

ビオチン治療のおかげで掌蹠膿疱症の症状が改善し、
今では、ほとんど完治してきたズルムケ番長です。

今回は、掌蹠膿疱症治療に有効だと言われている
ビオチンについてです。

そのビオチンの
歴史や効果
なぜ服用すればいいのか？
等についてまとめました。

ビオチンの歴史

ビオチンの歴史は新しく
1935年にオランダのケーグルという人が
卵黄の中から発見。

ビオチンって何？

ビオチンとは、
ビタミンＢ群に分類される
水様性のビタミンの一種で
ビタミンＢ７やビタミンＨと呼ばれています。

このビオチンを食材から摂取するには
酵母やレバー、豆類、卵黄などから可能です。

ビオチンの効果

ビオチンは必須脂肪酸のガンマリノレン酸を作り
消炎系のプロスタグランジンの生産を高めて

炎症を抑える効果があります。

分かりやすく言うと、
プロスタグランジンが体内に多くあれば、
炎症作用を抑えることが出来ます。

つまり、
掌蹠膿疱症の皮膚の炎症や骨の痛みは
炎症から来ていると考えられているので、
プロスタグランジンを体内で増やす事が大切なのです。

ですが、
プロスタグランジンを作るためには
ガンマリノレン酸が必要なのですが、

これは、
食事から摂取するのが難しいので

ビオチンを摂取することにより
ガンマリノレン酸を作りだし、

そして、
そこからプロスタグランジンを
体内で増やす事により、
掌蹠膿疱症の症状を改善していく過程に至ります。

逆に言えば

ビオチンがないと
ガンマリノレン酸が作れず、
プロスタグランジンが増えないので
体内で炎症作用が起きてしまうということになります。

また、ビオチンにはアミノ酸に係わる
補酵素としての働きがあり、
肌、爪や毛髪にも関係があります。

ビオチンを摂取することで
抜け毛を防ぎ、白髪が黒髪になる効果も期待できたり、
アトピー、花粉症やうつ病にも効果があるそうです。

そして、もちろん
掌蹠膿疱症にも効果があります。

意外と万能なんですね。
ビオチンって(笑)

ビオチンは元々は体内にある？

ビオチンは腸内環境のバランスさえ
しっかり取れていれば、
体内のビオチンが不足することはありません。

ですが、何かの原因で
この腸内環境のバランスが崩れてしまうと
体内のビオチンは減少していきます。

体内のビオチンが不足すると
体内での抗炎症作用が弱まり、
掌蹠膿疱症が発症するということです。

また、掌蹠膿疱症患者のビオチンを測定すると
50％の方にビオチンの不足
が見られるそうです。

なので、
掌蹠膿疱症を治療するために
ビオチンを服用するということになります。

ビオチンの１日摂取量

ビオチンの１日の摂取量は
20～40mgが理想
とされています。

ビオチンは水溶性のビタミンなので
一度に多量に摂取しても
尿と一緒に排出されてしまいます。

そのため、定期的にビオチンを摂取することが
大切になってきます。

逆に言えば、
多量に摂取しても害はありません。

ただし、
まれに過剰摂取障害が起こることもある
との報告もあるみたいですが、
よほどの過剰摂取をしない限りは大丈夫だと思います。

ビオチンを購入しようとすると
5000mcgといった記載がされていることが多いですが、

その場合は
5000mcg＝5mg
と同じと考えてください。

ビオチン治療で禁止されていること

ビオチン治療では、
少なからず禁止されていることがあります。

禁止行為について詳しくはこちら

まとめ

以上のことから
ビオチンは掌蹠膿疱症治療を実施するにあたり
必要なものだというのがわかってもらえたと思います。

ですが、
ビオチンだけでは効果は望めません。
ビオチン以外にも
ミヤBM細粒やビタミンCを服用する必要があります。

また、ビオチン治療を始めたからといって
すぐに効果が現れるわけではありません。

ですが、
キチンとした服用を続けていれば
掌蹠膿疱症は改善していきます。

焦らず、ゆっくりと徐々に
掌蹠膿疱症を治していきましょうヽ(´▽｀)/

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